居酒屋のノンアルメニュー、実際どのくらい頼めるものがあるの?

「ノンアル 居酒屋 メニュー 頼めるもの」——このキーワードで検索しているあなたは、きっと私と似たような場面を経験したことがあるんじゃないかと思う。飲み会の席でメニューを開いて、ドリンクページをめくって、「…ウーロン茶とオレンジジュースしかない」と静かに肩を落とすあの瞬間。

ソバキュリ歴2年の私がまず正直に言うと、居酒屋のノンアルメニューの充実度は、チェーンによってかなり大きな差がある。同じ「居酒屋」でも、ノンアルビールが3種類並んでいる店もあれば、炭酸ジュースが2〜3種あるだけの店もある。外出前に少しでもリサーチしておくと、当日の気持ちがぜんぜん違う。

大手チェーンで頼める、主なノンアルドリンクの傾向

私がここ1年ほどで実際に訪れた大手チェーン系居酒屋での実感をもとに、品揃えの傾向をまとめてみた。

  • 大衆系・ホルモン・焼き鳥チェーン:ノンアルビールが1〜2種、あとはソフトドリンク数種(ウーロン茶・コーラ・オレンジジュースなど)というケースが多い。モクテルやノンアルサワーはほぼ期待できない。
  • 和食系・魚介系のチェーン居酒屋:ノンアルビールに加えて、ノンアルの梅酒テイストや柑橘系のノンアルカクテルを置いているところが増えてきた印象。メニューに「ノンアルコール」コーナーが独立しているお店もある。
  • オシャレ系・ダイニングバー系チェーン:ノンアルスパークリングや、モクテル風のドリンクを数種類揃えているところも。見た目もきれいなものが多く、テーブルに出てきたときの雰囲気がまったく違う。
  • 個人経営の居酒屋:ノンアルビール1種+ソフトドリンクのみ、という店が多い。一方で、自家製サワーのベースを炭酸水で割ってくれるなど、声をかけると対応してくれる柔軟なお店もあった。

傾向として、メニュー表にノンアルコールのカテゴリが独立して存在するか否かが、品揃えの豊かさのひとつの目安になっている。予約前にお店のホームページやグルメサイトのドリンクメニューを確認しておくと、事前に心の準備ができる。

「ノンアルビール以外」で頼めるものリスト

ノンアルビールがあるのはわかった。でも「ビール感がそんなに好きじゃない」「もう少しバリエーションがほしい」という場合、居酒屋で実際に頼めるノンアルドリンクには、こんな選択肢がある。

  • ノンアルサワー(レモン・グレープフルーツ・梅など)
  • ノンアルチューハイテイスト飲料
  • ノンアルカクテル・モクテル(ジンジャーエール系、柑橘系)
  • ノンアル梅酒・ノンアルワインテイスト飲料
  • 炭酸水(レモンを絞ってもらうと満足感がぐっと上がる)
  • 緑茶・ウーロン茶・ジャスミン茶(食事との相性◎)
  • コーヒー・アイスティー(夜の締めに)

この中で私が特によく頼むのは、炭酸水+レモンの組み合わせ。居酒屋の食事には酸味が合うことが多いし、グラスに注がれた状態で出てくると見た目も十分さまになる。

頼むときに、ちょっと困ったらどうする?

メニューにノンアルの選択肢が少ない店で、どう乗り切るか。これは正直、場数を踏んで少しずつコツをつかんだ部分だと思う。

スタッフへの一言で、選択肢が広がることがある

「ノンアルコールで、何かありますか?」とスタッフに聞いてみると、メニュー表に載っていない対応をしてもらえることがある。たとえばジンジャーエールとライムを合わせてくれたり、シロップ系のドリンクを炭酸で割ってくれたり。完全禁酒でもなく、ただ今夜は飲まないだけ——そういうスタンスで気軽に聞けるようになってから、居酒屋での夜がぐっと自由になった気がする。

「ノンアルで何かお願いできますか」という一言は、伝えてみると意外とスムーズに受け入れてもらえる。育児中でお酒を控えていると自然に話すこともあるけれど、説明しなくてもまったく問題ない。

最初の一杯の選び方が、その夜の気分をつくる

乾杯のシーンで何を持つか、というのはけっこう大事だと思っている。ウーロン茶のグラスを乾杯に持ってきてもいいのだけど、私はなるべく炭酸が入っているものを最初の一杯に選ぶようにしている。炭酸の弾けるグラスは、気持ち的に「乾杯している感」がある。ノンアルビールでもモクテルでもジンジャーエールでも、とにかく泡があると場の雰囲気に溶け込みやすい。

子どもがいると夜の外出自体が減るので、たまに参加できる飲み会は純粋に楽しみたい。だからこそ、最初の一杯に少しだけこだわる。それだけで、2時間の食事が全然違うものになる。

居酒屋でのノンアル、事前にできる3つの準備

ソバキュリ歴2年で身についた「事前準備」を、シンプルにまとめてみた。

① お店のドリンクメニューを事前チェックする

グルメサイトや公式サイトのメニューページに、ドリンクリストが載っていることは多い。事前に確認して、ノンアルコールの項目があるかどうかだけ見ておく。それだけで、当日の気持ちがずいぶん落ち着く。「何があるかな」という小さなワクワクにもなる。

② 幹事に一言伝えておく(任意)

「ノンアル派なので、ドリンクの種類が多めのお店だとうれしい」と幹事に事前に伝えておくのも一つの手。最近はソバキュリやノンアル選択が広く認知されてきているので、嫌な顔をされることはほぼない。むしろ「私もノンアルにしようかな」と言い出す人がいたりして、嬉しい連鎖になることもある。

③ 食事の楽しさに比重を移す

ドリンクの選択肢が限られていても、料理のおいしさや会話の楽しさは変わらない。ノンアルドリンクをグラスで手に持ちながら、食べたいものをしっかり食べる。それが今の私の居酒屋スタイル。飲み会は「飲む場」じゃなく「食べて話す場」として満喫できるようになってから、夜の外食がむしろ以前より好きになったと感じている。

居酒屋でのノンアル選び、2026年の今は?

ここ1〜2年で、居酒屋のノンアルメニューはじわじわと充実してきている。以前は「ウーロン茶か炭酸ジュース」の二択が当たり前だったのが、ノンアルビール・ノンアルサワー・モクテル風ドリンクという3つの軸が揃いつつある。

それでもまだ、「選ぶ楽しさ」という点でいえばアルコールメニューのほうが圧倒的に充実しているのが現実だ。だからこそ、ちょっとした情報収集と一言の工夫が、ノンアル選択をより気持ちいいものにしてくれる。

出産をきっかけにお酒を選ばなくなって2年。最初は「居酒屋でノンアルって肩身が狭いかな」と思っていたけれど、今はまったくそんな気持ちはない。メニューの中に一つでも自分のための選択肢があれば、それで十分楽しい夜になる。検索してここにたどり着いたあなたも、きっとそういう夜を上手に楽しんでいる人だと思う。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療的助言・診断・治療の推奨を行うものではありません。健康に関するご不安は医療機関にご相談ください。