結論から言うと、ハロウィンからクリスマス、忘年会まで続く秋冬のイベントは、ノンアルでまったく問題なく乗り切れます。自分は20代の男性で、ビール半缶で顔が赤くなる体質です。ビールコップ1杯程度の少量の飲酒で顔面紅潮や動悸、頭痛などが起きることは「フラッシング反応」と呼ばれています(e-ヘルスネット フラッシング反応)。最初からノンアル一択だった自分が、季節のイベントで実際に聞かれた疑問を、Q&A形式で答えていきます。

Q1. ハロウィンの集まりで、ノンアルだと浮きませんか?

ぶっちゃけ、ほとんど浮きません。仮装やお菓子が主役のイベントなので、飲み物は「何を飲んでいるか」より「見た目が楽しいか」で見られます。

見た目で勝つなら、グラスと氷を変える

自分がよくやるのは、炭酸水にりんごジュースを少し足して、背の高いグラスに氷をたっぷり入れる方法です。缶のまま飲むと目立ちますが、グラスに移すだけで、乾杯のときに誰の飲み物か分からなくなります。

度数の表示だけは、必ず見る

ここで一つ、確認しておきたいことがあります。酒税法では、酒類とは「アルコール分1度以上の飲料」をいいます(国税庁 酒類の定義)。つまり、1度未満の飲み物は酒類ではない扱いですが、微量のアルコールを含む商品もあり得ます。買うときは、ラベルの「アルコール分」の表記を見ましょう。

飲み物

計算式

純アルコール量

ビール 350ml(5%)

350×0.05×0.8

14g

微アルコール 350ml(0.5%)

350×0.005×0.8

1.4g

アルコール0.00% 350ml

350×0×0.8

0g

図: 度数別の純アルコール量(厚生労働省ガイドラインの式「摂取量×度数/100×0.8」で筆者が算出)

純アルコール量の式は、厚生労働省のガイドラインに載っています(厚生労働省 健康に配慮した飲酒に関するガイドライン)。微量でも体がどう反応するかは分からないので、自分は迷わず0.00%と書かれたものを選んでいます。

要点: ハロウィンは見た目で楽しめます。度数はラベルで必ず確認します。

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Q2. クリスマスの乾杯は、何で合わせればいいですか?

クリスマスは、スパークリングタイプのノンアルが主役になります。家飲みなら、シャンパングラスに注ぐだけで、雰囲気はかなり出ます。

家で飲むなら、先に冷やしておく

ノンアルのスパークリングは、冷えていないと甘さが強く感じられます。当日の昼までに冷蔵庫に入れておくだけで、味の印象が変わりました。

外のお店で飲むなら、注文前に聞く

レストランでは、注文の際に「ノンアルのスパークリングはありますか」と先に聞くようにしています。メニューに載っていなくても、用意があるお店は増えています。ただし、これは自分の体験の範囲の話で、どのお店にもあるとは言えません。

クリスマスは予定が重なりやすいので、前日までに飲み物だけ買っておくのも手です。当日にお店を何軒も回ると、結局コンビニで済ませて物足りなくなりがちです。買い物の段階で、乾杯用と食事中用の2種類に分けておくと、グラスの中身が単調になりません。

要点: 乾杯用のノンアルを事前に冷やすか、注文前に確認します。

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Q3. 忘年会で、お酒を勧められたらどうしますか?

これがいちばん多い質問です。自分は、体質を理由に、最初の一言で伝えるようにしています。

厚労省のガイドラインも、強要を避けるよう求めている

ガイドラインには、飲酒する習慣がない人に無理に飲酒を勧めることは避けるべきだと書かれています。また、他人に無理な飲酒を勧めることも避けるべきとされています(厚生労働省 ガイドライン)。断る側が悪いわけではない、という根拠として覚えておくと気持ちが軽くなります。

断り方の例

  • 「体質で、ビール半缶で赤くなってしまうんです。ウーロン茶でいただきます」
  • 「今日はノンアルで合わせますね。乾杯はこれでお願いします」
  • 「車なので」のように、体質以外の理由を使い分ける。

日本では、体質的に弱い人は少数派ではない

ガイドラインの注記には、東アジアには分解酵素が弱くフラッシング反応を起こす人が一定数いて、日本では41%程度いると言われている、という記述があります(厚生労働省 ガイドライン)。つまり、自分のような体質は、決して珍しくありません。

もう一つ大切なのは、断ったあとの空気です。理由を長く説明しすぎると、かえって場が気まずくなります。短く伝えて、すぐ別の話題に移るくらいが、お互いに楽でした。

要点: 最初の一言で体質を伝えます。強要を避けるべきという公的な考え方が後ろ盾になります。

Q4. 年末の家飲みで、ノンアルを楽しむコツは?

家なら、気を使う相手がいないぶん、いちばん自由に楽しめます。

「おつまみ」と「器」を揃える

ノンアルは、食べ物と器で満足度が決まります。自分は、チーズやナッツなど、いつものおつまみを用意して、グラスだけは特別なものに替えます。ここは節約より、気分を上げる出費にしています。

お金の使い方で見ると

飲み会1回分の予算で、ちょっと良いノンアルを数本そろえられます。ノンアルなら二日酔いの翌朝もないので、年末の予定が詰まった時期には、それだけで大きな得だと感じています。

要点: ノンアルは、おつまみと器で満足度が上がります。

よくある質問

ノンアルなら、運転しても大丈夫ですか?

0.00%と書かれたものを選べば問題ないという意見もありますが、商品ごとにアルコール分の表示は異なります。運転の前は、ラベルを確認し、迷ったら飲まないことをおすすめします。

微アルコールは、体質が弱い人でも飲めますか?

体質によって反応は異なります。自分は0.00%を選んでいます。不安があるときは医師に相談してください。

会の途中で、周りがお酒に酔ってくると居づらいです

自分は、切り上げる時刻を最初に決めておきます。時間を区切ると、気持ちが楽になります。

ノンアルばかり頼むと、変に思われませんか?

最近はノンアルを選ぶ人が増えているので、気にされることは少ないと感じています。もし聞かれても、体質だと一言伝えれば十分です。

次の週末、まずはお気に入りのグラスを1つ選んでみませんか。それだけで、秋冬のイベントがぐっと楽しみになります。

※本記事は一般情報であり医療的助言ではありません。