「なんか今日はいつもと違う」の正体を探していた

仕事終わりにコンビニでノンアルビールを手に取りながら、「あれ、今日はなんか苦みより甘みが飲みたいな」って思う日があるんですよね。で、別の日はキンキンに冷えたスパークリング系のノンアルが猛烈に飲みたくなったり。

最初は気分のせいかなと流していたんですが、手帳に「今日飲みたかったもの」をメモし続けていたら、ある時期に集中してパターンが出てきたんです。それが、ホルモン周期と重なっていました。

平日ノンアル・週末だけ少量ワインという生活を3年続けてきて、気づいたのは「飲み物の選好が体のフェーズを教えてくれるサイン」だということ。今回は私が実際にやっているチェックリストを7つにまとめてみました。医学的な話というよりも、自分の体と対話するための観察ノートに近いイメージで読んでもらえると嬉しいです。

まず知っておきたい:周期の4つのフェーズ

ホルモン周期を大まかに分けると、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期の4つのフェーズがあります。それぞれエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が変わるので、体温・むくみ・気分・食欲も連動して動くんですよね。

お酒(やノンアル)との相性で言うと、「爽快感が欲しい時期」「とにかく甘みが欲しい時期」「刺激物を避けたい時期」が周期によってはっきり分かれてくる感覚があります。チェックリストはそのフェーズ感覚を手がかりに構成しました。

周期×飲み方チェックリスト7

① 今日の体温を朝イチで確認する

基礎体温を測っている人なら、低温期か高温期かがすぐわかります。測っていない場合でも、「なんとなく体がほてる感じがするか、ひんやりしているか」を起き抜けに30秒感じてみるだけでOK。高温期(黄体期)に入るとアルコールの代謝速度が変わるとも言われているので、この時期に週末ワインを飲むときは量を少なめにするのが私のルールです。

② 「今日のノンアル欲求タイプ」を3択で判定する

朝か夕方に、自分が今欲しいノンアルのタイプを以下の3択で判定してみてください。

  • ガスがほしい・スッキリ系:卵胞期〜排卵期のサイン。エネルギーが高まっている時期。炭酸強めのノンアルビールやスパークリングウォーターが合いやすい。
  • 甘みがほしい・ほっこり系:黄体期のサイン。プロゲステロンが上がって体が栄養を蓄えようとしている時期。ノンアルのジンジャービアや甘め仕込みのアルコールフリーカクテルがしっくりくる。
  • 何も飲みたくない・水だけでいい:月経期のサイン。胃腸が敏感になっていることが多い。ハーブティーやぬるめのスパークリングウォーターを少量で。

これ、当てはまる率が意外と高くて、続けているうちに「あ、今は黄体期に入ってるな」と体が教えてくれる感覚になってきます。

③ むくみ度を「指輪チェック」で測る

黄体期後半はプロゲステロンの影響で水分が溜まりやすくなります。そのサインとして私がやっているのが「指輪チェック」。普段するリングをはめてみて、いつもよりきつければむくみ傾向あり。その日の夜はノンアルビールより塩分少なめのハーブ系ノンアルドリンクを選ぶようにしています。

④ 前夜の睡眠の「夢の濃さ」をメモする

黄体期は体温が上がる分、睡眠が浅くなりやすく、夢が鮮明になることがあります。「今日は夢をよく覚えている」という朝は、体がまだ疲れを引きずっているサインだと私は解釈しています。こういう日の夜はアルコールを避けるというより、「刺激が少ないものを体に入れたい」モードなので、ノンアルも炭酸強めより発酵系のやさしい飲み物(ノンアルのクラフトコンブチャなど)を選ぶことが増えました。

⑤ その日の「甘いもの引力」を5段階で自己採点する

黄体期後半になると、チョコレートや甘いものへの引力が強くなるんですよね。これを5段階(1:全然/3:ちょっとあり/5:猛烈に欲しい)でメモするだけでOK。4〜5の日はノンアルビールより、甘みのあるノンアルサングリアやりんご・ぶどう系の果汁入りノンアルドリンクを合わせると満足度が高い。この欲求を否定せず、「今日の体はここにいる」と認識する使い方です。

⑥ 夕方の「においへの敏感さ」を確認する

排卵期前後はにおいへの感度が上がることがあります。ビールの苦みやホップの香りがいつもより「強い」と感じる日があったら、そのサインかもしれません。こういう日は香り控えめのノンアル(シンプルな炭酸水に果汁を少し足したもの)が飲みやすかったりします。「今日はなんかビールの香りがキツく感じる」という小さな変化を流さないで記録しておくと、周期の把握がどんどん精度が上がってきます。

⑦ 週末ワインを「飲む・飲まない」を周期で判断するフロー

私は週末だけ少量ワインを飲みますが、それも毎週自動的に飲むのではなく、以下のフローで判断しています。

  1. 今日は月経期か黄体期後半か?→ Yes:ノンアルに切り替え
  2. むくみ・頭重感・胃の張りが少しでもあるか?→ Yes:ノンアルに切り替え
  3. 「飲みたい」より「飲もうかな」という気持ちか?→ Yes:ノンアルに切り替え
  4. 3つともNoなら、1〜2杯のワインを楽しむ

このフローを導入してから、「週末だから飲む」という惰性がなくなって、飲む日のワインが前よりずっとおいしく感じるようになりました。これが一番大きな変化かもしれないです。

チェックリストを続けるためのコツ

手帳のミニ記録で十分

難しく考えなくて大丈夫です。手帳や日記アプリに「今日の欲求タイプ:甘み系」「指輪:ちょいきつ」「夢:鮮明」くらいをひとことメモするだけ。3ヶ月続けると、自分の周期マップがぼんやりできあがってきます。

「ノンアルのレパートリーを増やす」と楽しくなる

チェックリストを活用していくうちに、「今日はこのフェーズだからこのノンアルを試したい」という楽しみ方になってきます。クラフトノンアルビール、コンブチャ、アルコールフリーのスパークリングワイン、ジンジャービア……周期に合わせてセレクトする楽しさが生まれると、ノンアルの夜がぐっと豊かになりますよ。

体のサインをキャッチしながら、今日の自分に合った一杯を選ぶ。そのプロセス自体が、毎晩ちょっとした「自分との対話タイム」になっているのが、続けられている理由かなと思っています。

※本記事は一般情報であり医療的助言ではありません。体調に関する判断は医療専門家にご相談ください。