「なんとなく整ってきた」の正体が、ようやくわかってきた

平日はノンアルビールで乾杯、週末だけ少量ワインを楽しむ——そんなスタイルを続けて、気づけばもう3年目になります。

最初は「ただちょっとお酒を減らしてみようかな」くらいの気持ちだったんですよね。でも続けていくうちに、「あれ、なんか最近調子いいな」ってじわじわ実感することが増えてきて。肌の話は以前もよく聞くし、睡眠の変化も有名な話。でも私が一番「これは大きい」と思ったのが、ホルモンと体温のリズムの変化だったんです。

今日はその話を、体験を交えながら書いていこうと思います。ちょっとマニアックな切り口かもしれないけど、特に30〜40代の女性には「あ、これかも」ってピンとくる話があるんじゃないかな、と思って。

アルコールがホルモンのリズムに影響する、というはなし

まず前提として、アルコールってホルモンバランスに影響を与えることが知られています。特に女性の場合、エストロゲン(女性ホルモン)の代謝に関係するという研究が複数あって、NIAAA(米国国立アルコール乱用・依存症研究所)でも、アルコールが内分泌系に影響を与える可能性が報告されています。

難しい話になりそうなので、私なりにざっくり言うと——お酒って、飲んだ夜はリラックスできる感じがするけど、体の中ではホルモンの処理にちょっとエネルギーを使っていて、それが翌朝の「なんか重い」感につながることがある、ということ。

「毎週末だけワイン」にしてから気づいたこと

私の場合、週末だけ飲む生活にしてから気づいたのが、平日と週末の朝の「体の重さ」の違い。月曜〜金曜はノンアルビールだけなので、翌朝がすっきりしてるんですよね。週明け月曜の朝がいちばん軽い、って以前の自分には想像もできなかった感覚で(笑)。

これ、睡眠の話とも重なるんですが、体の内側のリカバリーがちゃんとできているときって、朝の体温の上がり方が違う気がするんです。布団から出るのがそんなに億劫じゃない、というか。

体温リズムと「飲まない夜」の関係

体温ってただの数値じゃなくて、体の内側のリズムを映す窓みたいなものだと思っていて。深部体温が夜にちゃんと下がって、朝に向けて上がっていく——このリズムが整っていると、目覚めがよくなったり、日中のエネルギーが安定したりすることが知られています。

アルコールは、飲んだ直後は体を温める感じがするけれど、実は深部体温の自然な低下を妨げることがあると言われています。つまり、「眠くなる」のと「質よく眠れる」のは別の話で、体温リズムが乱れることで睡眠の深さが変わってくる。

基礎体温を記録してみて気づいた「静かな変化」

これは完全に私の個人的な体験談なんですが、節酒を始めた年に基礎体温をつけ始めたんですよね。元々、生理前後の体調の波が気になっていて。記録を続けていくうちに、平日ノンアルの週は体温のグラフがなめらかで、週末飲んだ翌朝はわずかに体温が低めに出ることに気づきました。

体の声って、数字にしてみるとこんなにリアルに見えるんだなってびっくりしたし、それが「もうちょっとノンアルを楽しんでみようかな」という気持ちのいちばんの後押しになりました。

「飲まない夜」をもっと楽しくするノンアルの選び方

ここからはちょっと私の得意分野の話も入れさせてください(笑)。ウェルネス文脈で語るとき、「我慢してノンアル」じゃなくて「選んで楽しんでノンアル」にできるかどうかって、続けるうえでめちゃくちゃ大事だと思っていて。

仕事終わりに飲むノンアルビールは、私にとってもう完全に「ご褒美タイム」の一部。最近のクラフトノンアルビールって、ホップの香りや苦みがしっかりしていて、飲んだあとの充実感が本当に変わってきたんですよね。

ホルモンや体を意識するなら「ハーブ系ノンアルカクテル」もおすすめ

最近私がはまっているのが、ハーブやボタニカルを使ったノンアルカクテル。カモミール、レモンバーム、パッションフラワーあたりが使われているドリンクは、夜のリラックスタイムにすごく合うんですよね。気分的にも「今夜は体を整えるモード」って切り替えられる感じがあって好きです。

  • カモミール系:やわらかい甘みとフローラルな香り。夕食後にゆっくり飲むのが好き
  • ジンジャー系ノンアルモクテル:体を内側からほんのり温める感覚があって、体温リズムを意識したい夜にぴったり
  • ホップ香強めのクラフトノンアルビール:仕事終わりのオフスイッチに。ザ・夜のご褒美って感じ

食事との相性も大事にしていて、「飲まない夜のごはん」を楽しむのも私のライフワークになっています。ノンアルカクテルと発酵食品の組み合わせ、意外と最高なのでそれはまた別の記事で書きますね。

「整える」は続けることでじわじわ実感するもの

3年続けてきて思うのは、ホルモンや体温の変化って、劇的にドラマチックに起きるわけじゃないんですよね。じわじわと、気づいたら「あれ、なんか最近調子いい」「朝が前より楽かも」ってなっていく。

それって逆に言えば、毎日の小さな選択が積み重なって体をつくっているということで。「今夜はノンアルにしよう」って選ぶ日が増えていくだけで、体の中のリズムはちゃんと応えてくれるんだと思っています。

完全にやめるとか、絶対に飲まないとか、そういう話じゃなくて。「今夜は何を選ぼうかな」って気軽に考えられるようになったのが、私にとっての3年間の一番の収穫かもしれないな、と思っています。

美味しいノンアルを片手に、体と対話しながら——そんな夜を、一緒に楽しんでいきましょう。

※本記事は一般情報であり医療的助言ではありません。体調に関する具体的なご不安は、医療機関へのご相談をおすすめします。