3年前、「なんか顔色悪いね」と言われてから

平日ノンアル生活を始めたのは、ちょうど3年前のことです。きっかけは職場の同僚に「最近なんか顔色悪くない?」と言われたこと。当時の私は毎日仕事終わりにビールを1〜2本、金曜夜はワインをボトル半分ほど開けるのが習慣になっていました。べつに体調が崩れているわけじゃないし、ストレス発散だし…と思いながらも、翌朝の鏡を意識してみたら、確かにくすんでいる気がして。

それ以来、平日はノンアルビールに切り替えて、週末だけ少量ワインを楽しむスタイルにしました。「禁酒」でも「断酒」でもなく、「選ぶ」感覚で続けてきたんですよね。そして3年経った今、自分の肌まわりについて感じることをこの記事でまとめてみます。

お酒と肌のくすみ、何が関係しているの?

水分バランスが肌に響く

アルコールには利尿作用があります。飲んだ分だけ体の水分が失われやすくなるのは、多くの方が「翌朝のカラカラ感」で実感しているはず。肌の細胞もまた水分を必要としているので、体が乾燥気味になると肌のハリや透明感にも影響が出やすくなります。

私自身、平日ノンアルにしてから「翌朝に唇が乾いていない」と気づいたのが最初の変化でした。小さなことだけど、体が水分をちゃんとキープしてくれている感じがして、それがすごく気持ちよかったんですよね。

夜の肌再生タイムをじゃましない

肌のターンオーバー(細胞の入れ替わり)は、夜間の深い睡眠中に活発になると一般的に言われています。アルコールは寝つきを早める一方で、睡眠後半のレム睡眠を乱しやすいことが知られています。つまり、お酒を飲んで寝ると「眠った気はするけど深く眠れていない」状態になりやすく、肌が夜の間にしっかり働ける時間が短くなる可能性があるわけです。

ノンアルビールに切り替えた平日は、朝起きたときの「肌の感触」が明らかに違うと感じます。もっちりしているというか、しっとり感が残っているというか。週末にワインを飲んだ翌朝と比べると、その差がよく分かるんですよね。

「透明感」って、結局なんだろう?と考えてみた

くすみの正体は「酸化」かもしれない

アルコールを肝臓が分解するとき、アセトアルデヒドという物質が一時的に発生します。このアセトアルデヒドは活性酸素を増やすことにつながりやすく、細胞の「酸化ストレス」を高める要因のひとつとして知られています。酸化ストレスが高まると、肌のメラニン生成が乱れたり、肌細胞のターンオーバーが滞ったりして、くすみとして現れやすくなると考えられています。

「透明感」って、何か特別なスキンケアで手に入れるものだと思っていたんですが、実は体の内側のコンディションが表れているものなんじゃないかな、と3年経って気づきました。抗酸化成分の高い食材(ベリー類・トマト・緑茶など)と一緒にノンアルカクテルを楽しむようになったのも、そのあたりから意識しはじめたことです。

赤みや毛細血管の浮きにも変化を感じた

アルコールには血管を拡張させる作用があります。飲んだあとに顔が赤くなるのはまさにそれ。これが習慣的に繰り返されると、顔の毛細血管が常に刺激を受けた状態になりやすく、慢性的な赤みや血管の目立ちにつながることがあります。

私は平日ノンアルにしてから、特に頬のあたりの「なんとなくずっと赤い感じ」が落ち着いてきたと感じています。赤みがなくなったことで、全体的に顔色が均一になって、結果的に「透明感が出た」と感じるようになったのかもしれません。

ノンアルの夜を肌ケアの時間にする、私の楽しみ方

飲み物を「整える素材」として選ぶ

ノンアルビールも最近はクオリティが本当に上がっていて、ホップ由来のポリフェノールを含む銘柄も増えてきました。仕事終わりにキンキンに冷やしたノンアルビールを飲みながら夕飯を作る、この時間が私にとってのご褒美タイムです。

最近のお気に入りはノンアルのスパークリングワインと、ざく切りトマトのカプレーゼの組み合わせ。トマトのリコピンがいいな、と思いながら食べるのが地味に楽しくて、「飲まない夜のごはん」としてアレンジし続けています。飲み物+食材でダブルケアしている感覚が、なんか好きなんですよね。

夜のルーティンがシンプルになった

お酒を飲まない平日の夜は、スキンケアへの集中度が上がりました。これ、意外と大きな変化でした。以前はほろ酔い状態でなんとなく洗顔してクリームを塗って終わり、だったのが、ノンアルに変えてからは顔のマッサージをちゃんとやってみたり、美容液をきちんと浸透させたりする余裕が生まれた感じです。

「ノンアルにすると夜が充実する」というのは、肌ケアの観点でも実感しています。お酒を選ばないことで、体の内側と外側の両方を整える時間が生まれる、というのが3年続けてきた私の結論です。

まとめ:小さな「選ばない夜」が、顔色をつくっていた

「くすみ」「透明感」って、スキンケアの話に見えて、実は生活習慣の話だったんだな、と今は思います。特別なコスメを探す前に、夜の飲み物を変えてみるだけで、翌朝の鏡が少し変わるかもしれない。3年前の私に教えてあげたいことです。

もちろん、週末のワインは変わらず楽しんでいます。「選ぶ」という感覚でお酒と付き合うことで、むしろ週末の1杯がより特別で、おいしく感じられるようになりました。平日ノンアルという小さな習慣が、肌だけじゃなくて気持ちまで整えてくれている気がします。

ノンアル生活に興味があるけど、がっちり変えるのはちょっと…という方は、まず平日の1日だけ試してみるところから始めてみてください。翌朝の顔色、きっと気になりはじめますよ。

※本記事は一般情報であり医療的助言ではありません。肌の状態や健康に関するご不安は、専門の医療機関にご相談ください。