「なんかこの時期だけ飲みたくなる」の正体

毎月同じ時期になると、無性にお酒が飲みたくなる——そんな感覚、ありませんか?私はあります。生理の1週間ほど前になると、仕事終わりのノンアルビールだけじゃなんか物足りなくて、「週末まで待てないかも…」と思ってしまうことが正直あるんですよね。

この感覚に名前をつけてくれたのが、「ホルモンの波」という視点でした。30代の女性の体は、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンが約28〜35日周期で大きく変動しています。その波に乗って気分や体調が変わるのと同じように、「お酒を欲しがる感覚」も周期と連動しやすいんですよね。

平日ノンアルビール・週末少量ワインというペースを3年続けてきた私が気づいたのは、「周期のどのフェーズにいるかを知るだけで、飲み方の選択がめちゃくちゃ変わる」ということ。今回はその実感をもとに、今すぐ使えるチェックリスト形式でまとめてみました。

まず知っておく:4つのフェーズと体の特徴

チェックリストを使う前に、自分が今どのフェーズにいるかを確認してみてください。大まかには以下の4つに分かれます。

  • 月経期(1〜5日目ごろ):出血・疲労感・冷えが出やすい。アルコールは血行への影響があるため、体へのサポートを優先したいタイミング。
  • 卵胞期(6〜13日目ごろ):エストロゲンが上昇し、気分・肌コンディションともに上向き。1サイクルで最も体が動きやすい時期。
  • 排卵期(14日目前後):ピーク感あり。ただし体温変動が大きく、アルコールの影響を受けやすいとも言われる時期。
  • 黄体期(15〜28日目ごろ):プロゲステロンが優位になり、むくみ・情緒の波・食欲増加が起きやすい。「飲みたい気分」が高まりやすいのもここ。

私自身、カレンダーアプリで周期を記録し始めてから、「あ、今は黄体期だから飲みたくなるのは自然なことか」と客観的に見られるようになりました。感情ではなく情報として捉えると、飲み方をコントロールしやすくなるんですよね。

今すぐ試せる!フェーズ別チェックリスト8

月経期〜卵胞期(1〜13日目ごろ)にやること

  1. 【チェック①】今日の体温をアプリに記録した?
    基礎体温の記録は、フェーズ把握の最速ツール。起床直後に測るだけでOK。専用アプリなら自動でグラフ化してくれるので、続けやすい。
  2. 【チェック②】月経期は「温かいノンアル」を選べている?
    冷えた炭酸が体を冷やしやすい月経期は、ホットのノンアルハーブティーや温かいノンアルモクテルを意識して選ぶと体への負担が少なくなる印象。私は生姜入りのノンアルジンジャーエールをホットにして飲むのが好き。
  3. 【チェック③】卵胞期に「新しいノンアル」を試した?
    気分が上向きのこのタイミングは、新作ノンアルやクラフトノンアルを開拓するのに最適。体も気持ちも前向きなので、「これ合わないかも」という先入観が薄れるんですよね。

排卵期〜黄体期前半(14〜21日目ごろ)にやること

  1. 【チェック④】体温がぐっと上がった日を確認した?
    排卵後は基礎体温が約0.3〜0.5℃上がる高温期に入る。このタイミングを把握しておくと、「今は黄体期に入ったな」とわかる。体温の上昇を確認したら、飲み方を意識的にひとつ切り替えるサインにする。
  2. 【チェック⑤】アルコールを飲む日は「食事と一緒」を徹底できている?
    黄体期はアルコールの影響を受けやすいとされる。空腹時に飲むとむくみや翌朝のだるさが出やすいと感じているので、週末ワインも必ず食事と合わせる。胃に何か入っている状態での一杯は、体感でも翌朝の違いが出やすい。
  3. 【チェック⑥】「飲みたい気分」が食欲と混ざっていないか確かめた?
    黄体期は食欲も増えやすいタイミング。「お酒が飲みたい」のか「甘いものや塩辛いものが食べたい」のか、一度立ち止まって確認する。私はこの問いかけをするだけで、ノンアルビールとちょっとおつまみで十分満足できることが多い。

黄体期後半〜月経前(22〜28日目ごろ)にやること

  1. 【チェック⑦】むくみが気になる日は、ノンアルで「カリウム」を意識した?
    月経前のむくみが強い日は、アルコールの利尿・むくみへの影響を避けるためにもノンアルを選びたい時期。あわせて、カリウムを含む食材(バナナ・きゅうり・豆腐など)を意識して食事に取り入れると、むくみ対策のサポートになる。
  2. 【チェック⑧】「今日は感情が揺れやすい日」とカレンダーにメモしてある?
    プロゲステロンの影響で情緒が波打ちやすい月経前は、飲み会や外食の約束を入れすぎないように事前に予定をコントロールするのも立派なセルフケア。私はカレンダーに「PMSゾーン」とひっそり書いておくことで、自分に無理をさせないようにしている。

3年続けてわかった、周期と飲み方の関係

正直に言うと、平日ノンアル・週末ワインというペースにしてから、生理前の「飲みたい衝動」がだいぶ落ち着いてきた実感があります。もちろん個人差はあるし、これが絶対的な答えではない。でも、「周期のどこにいるか」を意識するだけで、体との対話がずっとしやすくなるんですよね。

体調周期とお酒の関係を科学的に完全に解明するのはまだ研究段階の部分も多いですが、自分の体のリズムを記録して観察すること自体はすぐ始められます。難しいアプリも要りません。手帳に「今日はフェーズ何日目、ノンアルにした、翌朝スッキリ」とメモするだけでも、数ヶ月後に見返すと発見があるはず。

ホルモンの波はコントロールできないけれど、飲み方はコントロールできる。その小さな主導権を持つことが、体を内側からサポートする一歩になると私は思っています。

まとめ:チェックリスト8項目、もう一度確認

  • ① 今日の体温をアプリに記録した?
  • ② 月経期は「温かいノンアル」を選べている?
  • ③ 卵胞期に「新しいノンアル」を試した?
  • ④ 体温がぐっと上がった日を確認した?
  • ⑤ アルコールを飲む日は「食事と一緒」を徹底できている?
  • ⑥ 「飲みたい気分」が食欲と混ざっていないか確かめた?
  • ⑦ むくみが気になる日はノンアルで「カリウム」を意識した?
  • ⑧ 「今日は感情が揺れやすい日」とカレンダーにメモしてある?

自分の周期を「知っている」だけで、飲み方の景色がかなり変わります。今月からでも、ぜひ試してみてください。

※本記事は一般情報であり医療的助言ではありません。体調や症状に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。