子どもが寝たあとの「なんとなく食べたい」、ありませんでしたか?
授乳期が終わって少し経ったころ、私はふとあることに気づきました。以前は子どもを寝かしつけたあと、冷蔵庫を開けてチーズやポテチをつまみながらワインを一杯、というのが「お疲れ様の儀式」だったんです。でも飲まない夜が続いていくうちに、その「なんとなく食べたい」という感覚がだいぶ薄れてきた。
最初は「お酒をやめたら逆に食べすぎるのでは?」と心配していました。でも実際は、お腹がちゃんとリセットされていく感じがして、むしろカラダの声が聞きやすくなった気がしています。今日はそのプロセスを、3か月分の実感としてゆるく書いてみようと思います。
飲んでいたころの夜と、飲まない夜の「お腹の違い」
アルコールが食欲に働きかけていたこと
お酒を飲むと食欲が増す、というのは感覚的に知っていたけれど、改めて考えると「食べたい」のか「飲んでいるから食べたい気分になっている」のか、自分でも区別できていなかったなと思います。グラスを手にしていると、なんとなく口が寂しくなる。そのサイクルで夜中に余計なカロリーを摂っていたことも多かった気がします。
アルコールが食欲調節に関わるホルモンや神経系に影響を与えることは、さまざまな研究でも示されています。「飲むと食べすぎる」は気のせいじゃなかったんですよね。
飲まない夜、本当のお腹の声が聞こえてくる
飲まない夜が続くと、まず「本当にお腹が空いているのか」「ただ何かしたいだけなのか」が少しずつわかるようになってきます。私の場合、子どもを寝かしつけたあとの「食べたい」は、実はお腹が空いているというよりも「ちょっと一息ついてリラックスしたい」というサインだったことが多かったみたい。
それに気づいてからは、ハーブティーを淹れてソファに座るだけで十分だったり、ヨーグルトを少し食べたら満足できたりするようになりました。カラダが正直になってきた、という感じでしょうか。
3か月で変わっていった、ちいさな感覚たち
1か月目:「習慣の引力」に気づく
最初のひと月は、「飲んでいない」ということよりも「いつもの流れでつい何かを口に入れたくなる」衝動の強さに気づく時期でした。お酒を飲んでいたことで形成されていた「夜の食のルーティン」って、思っていたより体に染みついているものなんですよね。
- 夜9時ごろになると自動的に冷蔵庫を開けたくなる
- テレビを見ながら何かをかじりたくなる
- 甘いものが急に食べたくなる日がある
でもこれを「いけないこと」と責めるのではなく、「ああ、習慣ってこういうふうに動くんだな」と観察してみたら、少し楽になりました。
2か月目:「間食の中身」が変わってきた
飲まない夜が続くと、なぜか口にしたいものが少しずつ変わってきます。ポテチよりフルーツが食べたくなったり、チョコよりナッツで十分になったり。「ジャンクなものを食べたい」という欲求のトーンが下がってきた感じ。カラダが「本当に欲しいもの」に近づいてきたのかな、という気がしました。
育児中って栄養バランスのことも気になりますよね。飲まない夜にできた「夜のゆとり」で、翌朝の自分と子どものごはんを少し考える余裕も生まれてきて、食全体への意識がじんわり変わってきました。
3か月目:夜に「ちゃんとお腹が空く」感覚が戻る
3か月を過ぎたころ、いちばん嬉しかった変化は「夕食の時間にちゃんとお腹が空いている」ということでした。以前は昼食後にだらだらつまんだり、夕方に何か口にしたりしていたので、夕食のころにはそんなに空腹じゃないことが多かった。飲まない習慣が定着してくると、一日のリズムが整ってきて、食べるべき時間にしっかりお腹が空くようになった気がします。
子どもと同じ時間にごはんを食べて、「おいしいね」と言い合える夜が増えたのも、地味だけどすごく嬉しい変化のひとつです。
「選んで飲まない」スタンスだからこそ、気づけたこと
私はいわゆる断酒ではなく「選んでいまは飲まない」というスタンスです。だからこそかもしれませんが、「お酒があった夜」と「ない夜」の違いを比較しながら観察できました。飲む・飲まないどちらが正解というよりも、自分のカラダが今どう感じているかに耳を傾けるのが、ソバキュリの面白さだなと改めて思っています。
食欲の変化というのは、単純に「食べすぎなくなった」という話だけじゃなくて、「自分のカラダのリズムを取り戻す」プロセスでもある気がします。お腹の声を聞けるようになると、睡眠の質や翌朝の目覚めにも少しずつ影響が出てきて、いいサイクルになっていく感じ。
育児中で慢性的に睡眠不足気味だった私にとって、「夜中に余分なものを食べない→胃が休まる→朝の目覚めが少し楽」という変化は、本当にじんわりありがたかったです。
飲まない夜の「夜食欲」をほぐすヒント
最後に、私がやってみてよかったことを少しだけ。特別なことは何もないけれど、日常の中でできることばかりです。
- ハーブティーを「夜のセレモニー」にする カモミールやルイボスなど、カフェインレスのものをゆっくり淹れる時間が「儀式感」を満たしてくれます。
- 「お腹が空いているか」を10秒だけ確認する 冷蔵庫を開ける前に立ち止まって、本当に空腹かどうかを確認してみる。思っているより「違う」ことが多いです。
- 手を動かす「ながら時間」をつくる 編み物、スキンケア、日記など、口以外が忙しくなると「なんとなく食べたい」衝動が和らぐことがあります。
- 小腹が空いたらナッツやフルーツを小皿に盛る 「食べたい」なら食べていい。ただ、量と中身を少し意識するだけで十分です。
どれも「ガマンしよう」という発想ではなく、「カラダが気持ちいい方を選ぼう」という感覚でできることです。そのほうが長続きするし、楽しい。
飲まない夜は、カラダが正直になれる夜。お腹の声に耳を傾けることから、自分らしいリズムが整ってくる気がしています。
今日も読んでくれてありがとうございます。ナギでした。
※本記事は一般情報であり、医療的助言・診断・治療の推奨を目的としたものではありません。体調や食生活について気になることがある場合は、医療機関にご相談ください。




